膝関節 オステオパシー 東京勉強会記録 手技療法研鑽会

今回の勉強会では傾聴と膝関節の治療について進めていきました。

傾聴は立位、座位、仰臥位で行いました。

最初は難しいと思いますが毎日臨床で使う事により精度が上がると思います。

膝の問題は原因が色々あり、検査により特定していきます。

原因として筋の拘縮、筋膜の制限、関節の変位、変形、靱帯、血管、神経

半月板、パテラ、膝蓋窩脂肪体などがあります。

膝関節は膝以外のところからの代償で問題が起こることが多いです。

その為、上下の関節である股関節、足関節の状態も調べる必要があります。

腸骨、仙骨の変位からも下肢へ影響するため、優先的問題がどちらにあるかも調べる必要があります。

今回は行いませんでしたが、ホルモンの問題から膝関節症が引き起こされることが多いため、ホルモン系の調整が必要なこともあります。

血管の問題も重要で大腿動脈から膝窩動脈への供給が阻害されていると、膝への栄養の供給が悪くなり回復が悪くなります。

その場合は動脈の制限部位をリリースします。

動脈、静脈、リンパ、神経は並走しているためどれか1つ問題があっても他に問題を起こします。

総合的に評価診断し調整することが重要になります。

次回の勉強会では、先日の膝の治療の内容の後半部分と、足関節の調整についてお伝えしていきます。

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