今回の勉強会は肩の施術について学んでいきました。
オステオパシーでは肩の問題でも身体全体から評価していきます。
その為、全身の傾聴、腸骨、仙骨、脊柱、頭蓋などを検査します。
頭蓋硬膜、仙骨、腸骨などを先に調整する事による肩への影響についてお伝えしました。
硬膜は大脳鎌、小脳鎌、小脳テント、脊髄硬膜の調整を行い、仙骨とL5の間のリリースを行います。
抑制テストによる患部との関係の確認についても深めていきました。
肩自体を施術しなくとも、脊柱骨盤硬膜の調整で肩の可動域が改善します。
この後に肩を局所的に施術すれば効果が高いです。
このあと、肩関節の評価法から、関節包、靱帯、関節の調整法を行いました。
靭帯の調整は固着のひどい肩関節の場合に効果があります。
どのテクニックや検査も患者と術者とのポジショニングが重要です。
治療を行うポジションが正確だと、力を用いずに患者の身体を扱うことができます。
================
手技療法勉強会
オステオパシー/キネシオロジー他
治療家向けセミナーを開催中
手技療法研鑽会
================